Wohlers Associates社のエノラ・ロジャース氏、東北大学千葉研究室を訪問し積層造形(AM)の技術革新と産業展開について意見交換
2025年6月、Wohlers Associates powered by ASTMの積層造形製品開発スペシャリストを務める、米国認定プロフェッショナルエンジニア(P.E.)のエノラ・ロジャース氏が、東北大学の千葉研究室を訪問しました。今回の訪問では、同研究室で進められている研究内容に関する意見交換、ASTM積層造形センター・オブ・エクセレンス(AM CoE)の取り組み概要の紹介、そして積層造形(AM)の産業化に向けた広範な課題についての対話が行われました。
意見交換会には、千葉研究室の千葉晶彦教授(研究室長)、池庄司敏孝博士(同研究室研究員)、ならびにプロメシアン株式会社代表の古賀洋一郎博士が参加しました。出席者は、積層造形の普及を加速させるための技術革新や協業の可能性について議論しました。
千葉研究室は、電子ビームパウダーベッドフュージョン(EB-PBF)方式による金属加工の最先端研究で知られています。同研究チームは、粉末の拡散を評価するためのカスタマイズされた装置や手法を開発し、機械学習を活用したプロセスマッピングにより工程内品質管理の向上に取り組んでいます。
積層造形の広範な導入に向けた主な課題として、プロセス条件の一層厳密な管理と粉末挙動のより深い理解の必要性が議論の中で挙げられました。千葉研究室チームは、これらの課題に直接対応する解決策を推進し、金属積層造形の一貫性と信頼性の向上に貢献しています。
また、千葉研究室の山中謙太教授は、2025年10月6日から10日にアメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催される「ICAM 2025 (ASTM International Conference on Advanced Manufacturing)」において、「Microstructural Engineering and Crack Mitigation in Electron Beam Powder Bed Fusion of Pure Tungsten(純タングステンの電子ビームパウダーベッドフュージョンにおける微細構造制御と亀裂抑制)」という研究発表を行います。本発表は「[Value Chain] Microstructural and Mechanical Behavior symposium ([バリューチェーン] 微細構造および機械的挙動)」シンポジウムの一部として取り上げられます。ぜひ山中教授および日本の第一線で活躍する専門家の方々と共に、この世界有数の積層造形イベント、ICAM2025にご参加ください。
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*エノラ・ロジャース氏は日本の CIC Tokyoを拠点として活動しています。